まずは、ドアをたたいて

私たちにとって、法律事務所、弁護士というのはどこか敷居の高い者です。
義理のおばには、今さら蒸し返す気持ちはないものの、早くに相続相談をしていたならと後悔しているそうです。
義理のおばには、女2名、男3名の弟妹があります。
下から2番目の弟夫婦が、年老いた母親と暮らしを共にしていました。
その母親が亡くなり、喪が明けた頃、財産分与の相談をしようと考えました。
ところが、母親の財産は、すでに弟3名だけで分けてしまっていたのです。
おばは、母親と暮らしていた弟夫婦が家と土地は受け継ぎ、他に有していた土地を残る4名で分けようと提案するつもりでした。
女2名にも相続権はあるのですが、今さらことを荒立てても仕方がない、連れ合いであるおじたちもあきらめようと言ったこともありそのままになってしまいました。
裁判に訴えていたら骨肉の争いになっていただろうと言います。
終わったことなのでいいとも言いますが、相続相談していたならとふと思うそうです。
思い切って弁護士事務所のドアをたたいてみませんか?

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